FADUがS2CのProdigy™ Virtex UltraScale プロトタイピング・プラットフォームを用いて 次世代NVMe eSSDの検証を完成
Jan 01, 1970

FADUがS2CのProdigy™ Virtex UltraScale プロトタイピング・プラットフォームを用いて 次世代NVMe eSSDの検証を完成

SoC開発サイクルを大幅に短縮


カリフォルニア州サンノゼ - 2017年9月12日 -
今日の革新的なデザイン向けFPGAベース・プロトタイピング・ソリューションのリーディング・プロバイダであるS2C, Inc(本社:米国)は、メモリおよびストレージのアーキテクチャに注力したファブレス・ベンダーであるFADUが、次世代NVMe(Non-Volatile Memory Express)eSSDの検証を、S2CのVU440 Prodigy Logic Moduleを用いて完成させたことを発表しました。FADUはS2CのPCIe Gen3キットにより高速データ伝送性能を達成し、S2C VU440 Prodigy Logic Moduleに接続されたカスタムのS2Cドーターカードを活用することで、完全なeSSDシステムのプロトタイプ化に成功しました。

「FADUの次世代NVMe eSSDは重要なイノベーションであり、業界最高の消費電力と性能を提供するものです。私たちはSSDレベルのQoSやストレージ内処理など、ストレージ媒体に実装可能な最先端のコンセプトをサポートしています。ストレージ媒体およびデータセンターにとって重要な要素となるストレージ・アーキテクチャーに関する私たちの経験値により、次世代コンピューティング・アーキテクチャーの構築に付加価値を与えることができます」とFADUのディレクター、Sunggab Leeは述べています。「高度な自動化ソフトウェアを含むS2C Prodigyプロトタイピング・プラットフォームによって、SOC開発サイクルをすぐに短縮させることができました。S2Cのカスタムのドーターボードには詳細なSIシミュレーション情報を含む設計ガイドがあり、それに従って高速ドーターボードを構築することで、完全なeSSDシステムを検証することができました。さらにS2CのPCIe Gen3 x8キットを使用することで、FPGAプロトタイピング・サイクルの早い段階で高速のデータ伝送性能を見積もることができました。」

「メモリとストレージ・アーキテクチャのパイオニアであるFADUが、新たなアーキテクチャを検証し、イノベーションで業界をリードするためには、柔軟で高性能なFPGAベースのプロトタイピング・ソリューションが欠かせません」とS2C Inc、CEOの中間俊雄は述べています。「FADUのような顧客が検証ターゲットとなるプロトタイピングを素早く構築し、市場投入までの時間を短縮するために、最先端の堅牢で最高品質のプロトタイピング・ソリューションを提供すべく、私たちは努力を続けてまいります。FADUが達成した成功は、当社の技術コミットメントの証と言えます。」

FADUについて

FADU(http://www.fadu.io/)はメモリとストレージのアーキテクチャに注力したファブレス企業です。爆発的に急増するデータを扱うには次世代のストレージが必要であり、その機会にいち早く取組むことがFADUの戦略です。FADUは、エンタープライズSSD顧客からのニーズに応えることに重点を置き、メモリとストレージの継続的なイノベーションにおけるリーダーです。

S2Cについて

S2C本社はカリフォルニア州サンノゼにあり、2003年に設立以来、多くのラピッドSoCプロトタイピング・ソリューションを提供しています。現在S2Cは下記の商品を提供しています。

200以上の顧客に800件以上の導入実績を有するS2Cは、SoCの設計期間を短縮するSoC/ASIC開発ソリューションの提供に力を注いでいます。優秀なエンジニア・チームと顧客重視を主義とする営業チームは、ユーザのSoC開発におけるニーズを十分に把握しています。S2Cのシステムはコンシューマ・エレクトロニクス、通信機器、コンピュータ、画像処理、データ・ストレージ、研究、防衛、教育、自動車、医療、デザインサービス、シリコンIP等の業界リーダーに採用されてきました。S2Cは本社をカリフォルニア州サンノゼに置き、イギリス、イスラエル、中国、台湾、韓国、日本に販売拠点を設けています。詳細はwww.s2cinc.com をご覧ください。

お問い合わせ先

Rob van Blommestein
S2C, Inc.
Email: robvb@s2cinc.com 
(408) 213-8818

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