ローコスト版ラピッドSoCプロトタイピングハードウェアを発表-- K7 TAI Logic Module
May 28, 2013

ローコスト版ラピッドSoCプロトタイピングハードウェアを発表-- K7 TAI Logic Module

2013年5月28日、カリフォルニア州サンノゼ - SoC/ASIC向けラピッドプロトタイピングソリューションを提供するS2C社は、本日、Xilinx社の28-nmプロセスのKintex-7 FPGA デバイスを搭載した、第五世代の新デバイスファミリー(K7 TAI Logic Module)を発表しました。 K7 TAI Logic Moduleは、410万ゲートまでの回路規模、432の外部IO端子、最大10Gbpsの動作可能なギガビットトランシーバ(16チャネル)を提供しています。 K7 TAI Logic Moduleは、手頃な価格で入手可能であり、TAI Player Proランタイム・ソフトウェアを同梱しています。 

      

S2C社のCEO中間俊雄は、「FPGAプロトタイピングは、SoCを完成させるためのとても重要なステップであり、プロジェクト・マネージャーは、基本的に設計者にプロトタイピング・システムを使ってほしいと望んでいるが、高性能FPGAプロトタイピング・システムの価格が段々上昇している($100Kを超える)ことにより、SoCプロジェクトに入手できる高性能FPGAプロトタイピング・システムの数が大幅に制限されています。」と述べています。「K7 TAI Logic Moduleの価格は、高性能FPGAプロトタイピング・システムの価格に比べて1/10未満であり、SoCおよびASICプロトタイピングにて様々なIP・ライブラリのセットを供給しています。IP開発、ブロック単位検証、高速なシミュレーション、SoC全体検証、ソフトウェア開発などを行う際、K7 TAI Logic ModuleのFPGAプロトタイピング・システムを幅広い範囲で使用できます。また、ハードウェア設計、システム検証、ソフトウェア開発などを並行して進めることができ、プロジェクトの全体スケジュールを短縮することが可能です。」

K7 TAI Logic Moduleは、Virtex-7 2000Tデバイス(1/2/4)が搭載されている、8000万ゲート規模のV7 TAI Logic Moduleと同様な方式ですので、デザインがK7 TAI Logic Moduleのゲート規模より大きくなった場合、V7 TAI Logic Moduleへ簡単にアップグレードすることができます。また、大規模のSoCデザインの場合も、IP開発、ブロック単位検証、高速なシミュレーション、部分的なソフトウェア開発などに、K7 TAI Logic Moduleを使用することが可能です。

S2C K7 TAI Logic Moduleは、下記のとおり、最も重要なV7 TAI Logic Module上で使用される、S2Cの第五世代技術に装備されています。

  • • ランタイムソフトウェアのGUIからIO電圧が設定可能な432の専用 I/O
  • GTXトランシーバの16チャネルは、二つの高速差動IOコネクタを使用し、最大 10Gbpsまで動作可能
  • 60以上のPrototype Readyインターフェースカードやアクセサリーにてプロトタイプを素早く作成できる。
  • USB2.0、JTAG、SDカードなどの様々なFPGAのコンフィグ
  • SDカード経由で1秒以内にFPGAコンフィグが可能
  • 自己テスト、クロック生成、IO電圧設定、ハードウェアステータス読み込みなどのランタイム機能をUSB経由でWindows or Linux PCから簡単に制御
  • 複数のK7 TAI Logic Moduleをスタックして、大規模のデザインも実現可能

K7 TAI Logic Moduleは、予め検証されたメモリドーター・カードを使用し、1GBのDDR2/DDR3メモリを動かせます。S2C社は、高速なAD/DA、PCIe、ギガビット・イーサネット、MIPI、SATA、ARM、SRAM、DDR2・DDR3、FLASH、TVデコーダ、TVエンコーダ、音声、DVIなどの様々なIP・ライブラリを提供しており、高速なFPGAベースの設計・開発などを短期間で完成することができます。また、S2C社は、プロトタイプ生成及びデバッグソフトウェアの完全なソリューション並びにDPI、C-API、SCE-MIの検証用のソフト・ハードシミュレーションモデルなどを提供しています。  

購入

現在、XC7K325T-2FFG900CやXC7K410T-2FFG900C型番のFPGAを搭載したK7 TAI Logic Moduleを約2~6週間内に届くようにしています。 K7 TAI Logic ModuleもTAI Logicファミリーの他モジュールと同様な方式ですので、 現在使われているドーター・カードやマザーボードなどをそのまま使用可能であり、簡単にアップグレードできます。

S2C社は、2013年6月3日~2013年6月6日に行われたDAC(Design Automation Conference) 展示会でK7 TAI Logic Moduleを紹介しました。

試作検証プランを入手

どのタイプのチップを設計していますか?
設計に含まれるASICゲートの容量は?
500万~2000万
2,000万~5,000万
5000万~1億
1億~10億
10億以上
どのFPGAを使いたいですか?
ザイリンクス VU440
ザイリンクス KU115
ザイリンクス VU19P
ザイリンクス VU13P
ザイリンクス VU9P
インテル S10-10M
インテル S10-2800
わからない、専門家のアドバイスが必要
どのようなFPGA構成が必要ですか?
シングルFPGA
デュアルFPGA
4 つの FPGA
8つのFPGA
わからない、専門家のアドバイスが必要
どのような周辺機器インターフェースが必要ですか?
プロトタイプ検証プラットフォームはいくつ必要ですか?
以下のツールが必要ですか?
セグメンテーションツール
複数の FPGA デバッグ ツール
コモデリング ツール (FPGA と PC ホスト間で大量のデータをやり取りできます)
当社の製品をいつ使用する必要がありますか?
0~6ヶ月
6-12ヶ月
12ヶ月以上
わからない
その他
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