カリフォルニア州サンノゼ、2017年5月30日発 今日の革新的なデザイン向けFPGAベース・プロトタイピング・ソリューションのリーディング・プロバイダであるS2C, Inc(本社:米国)は、Prodigy™ Player Proのランタイム、コンパイル、デバッグ用ソフトウェアをアップグレードし、FPGAプロトタイプをより直感的にコンフィギュレーションすることが可能な新規GUIやコックピットとしたことを発表しました。Player Proはまた、Intel社のArria 10 FPGAをベースにしたS2C Prodigy Arria 10 Logic Moduleシリーズもサポートしています。
「Player Proシステムのアップデートにより、ユーザはより高い効率を享受することになります」とS2C Inc、CEOの中間俊雄は述べています。「設計者および検証エンジニアは、基本的なFPGAプロトタイピングの設定を従来どおり行うことができる一方で、高度なパーティショニングと複数FPGAのデバッグへと容易に移行することができます。私たちは、このサポートを最新のArria 10 Logic Moduleにまで拡張することができたことを、大変喜ばしく思います。」
Prodigy Player ProはS2CのFPGAベースのプロトタイピング・プラットフォームであるProdigy Logic Moduleファミリで動作するツールです。Player Proは開発プロセスのスピードアップに向け、3つの役割を果たします。すなわちプロトタイプのコンフィギュレーション、リモートシステムの監視と制御、そしてマルチFPGAデバッグのセットアップです。ユーザはRTLでのプローブ、自動またはガイド付きのパーティショニング、クロックとI/Oの割当てをすべて自動化されたコンパイルフローで実行できます。ターゲットであるProdigy Logic Moduleの制御は、同じソフトウェア・コンソールからUSBまたはEthernetを介して直接行うことが可能です。複数FPGAのコンフィギュレーション、ハードウェア監視、システム制御、ハードウェア自己テスト、ステータス監視および条件設定のための仮装スイッチと表示のすべては、リモート処理が可能です。デバッグ設定や複数FPGAデバッグには、インサーキットのデバッグ設定、RTLでのプローブ、再コンパイル不要の多数のプローブ、そして波形データ用の大容量ストレージが組み込まれています。Prodigy Player Proは複数FPGAボードを同時にデバッグできるS2CのProdigy Multi-Debug Moduleと緊密に統合されており、手作業による個々のFPGAのデバッグ手法で発生するエラーを大幅に低減し、FPGAプロトタイプ・デバッグを大幅に高速化できます。
S2Cは、今日の革新的なSoC/ASICデザインに向けたFPGAプロトタイピング・ソリューションの世界的リーダーです。S2Cは2003年の設立以来、SoCラピッドプロトタイピング・ソリューションを成功裏に提供しています。500を超える顧客に3,000件以上の導入実績を誇り、非常に優秀なエンジニア・チームと顧客重視を主義とする営業チームは、ユーザのSoC開発におけるニーズを十分に把握しています。S2Cは、販売拠点および代理店を米国、欧州、イスラエル、中国、韓国、日本、台湾に設けています。詳細は、www.s2ceda.com をご覧ください。
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