東京2025年5月22日
S2CとSIAMOがSoC向けFPGA-Prototyping Board S8-100 LogicSystem上で動作、検証可能なセキュリティーソフト、SIAMO-Intrusion Detectorの提供を発表
FPGAベースのプロトタイピングソリューションのグローバルリーダーであるS2Cと、システム向けサイバーセキュリティソフトを開発、販売しているSIAMOは、S2Cの最新の第8世代製品であるS8-100Logic SystemへのSIAMO-Intrusion Detectorのポーティングを終了し、S8-100LogicSystemユーザへの提供を開始しました。
Prodigy S8-100LogicSystemを使用することにより、SoC開発において設計の初期段階でSWとともにHWの検証を可能にしました。これはSoC開発の工程を前倒しするだけでなく、結果として工程を短縮することを可能にしました。
尚、同シリーズの廉価版 S8-40LogicSystemでの動作も問題御座いません。
S8-100 LogicSystemについて
豊富なリソース: S8-100 LogicSystemは、18,507Kのシステムロジックセル、858Mbの内部メモリ、6,864のDSPスライス、各FPGAモジュールにデュアルコアのArm Cortex A72およびデュアルコアのArm Cortex R5を搭載し、従来製品の2倍以上の驚異的なリソースを提供します。
高速かつ柔軟なI/Oアーキテクチャ: 2,212個のXPIOが動的I/O電圧(1.0V〜1.5V)をサポートし、PCIe Gen5および最大56Gbpsのデータ転送速度を持つGTM/GTYPトランシーバを備えたS8-100は、幅広いシステム要件を軽々と満たします。
スケーリングとパーティショニングが簡単に: PlayerPro-CTパーティショニングソフトウェアは、TDM駆動の複数戦略スケジューリングと配置をサポートしています。完全に自動化されたフローにより、RTLからビットストリームへの変換が簡単なクリックで行われ、生産性が大幅に向上します。
高生産性ツールチェーン: PlayerPro-DTによるマルチFPGAデバッグ、ProtoBridgeによる協調シミュレーション、約100種類のドータカード、スピードアダプタ、メモリインターフェースモデル、リファレンスデザインを含む豊富なプロトタイプ対応IPライブラリなどのアドオンツールは、展開を加速し、開発サイクルを短縮します。
SIAMO-Intrusion Detectorについて
SIAMO-Intrusion Detectorは、AIを利用した不正侵入検知システムの開発キットです。特徴はウィルスを学習するのではなく、ユーザの正常時のアプリケーションソフトの振舞いを学習し、アプリケーションの異常動作(ウィルス、故障等)を検知するユーザアプリケーション独自のAIモデルを自動生成することです。そのため、全く未知のウィルスや突然の故障にも対応可能です。従来はHW完成後、アプリケーションソフトの動作を学習していましたが、今回S8-100LogicSystemをサポートしたことにより、HWの完成を待たず、AIモデルの作成が可能になります。
このキットでは、学習用データの抽出プログラム、学習プログラム、AIモデル自動生成プログラムを提供します。また、各種パラメータの設定により、オーバヘッドの調整等カスタマイズが可能です、
お問い合わせは
S2C https://jp.s2cinc.com または japan.sales@s2ceda.com
SIAMO siamo-security.com または yamaguchi@siamo-security.com まで
(日本語でどうぞ)
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