Prodigy Multi-Debug Module Pro (MDM Pro)は、FPGAプロトタイピングの革新的なディープトレースのデバッグソリューションで、複数のFPGAを同時にデバッグすることができます。MDM ProはProdigy Player Proのコックピット内で動作し、トリガ条件を指定することで複数のFPGAをデバッグできます。MDM Proのハードウェアは、高速ギガトランシーバによる大容量のデータの取得と転送が可能で、FPGAのユーザメモリを消費することなく、最大64GBの波形データを保存することができ、バグの原因を深く追跡することができます。
1台のロジックアナライザで最大8個のFPGAを同時デバッグ可能
サンプリング周波数は最大125MHz
FPGAごとに最大2Kのプローブをトレースし、8つのサンプルグループをサポート
内蔵DFF/BRAMの値を簡単に取得可能
デバッグを容易にするトリガ用ステートマシン記述言語をサポート
最大64GBの波形データを外部に保存可能
MDM Proには以下の特徴があります:
Player ProのGUIでは、内部の信号をマークして外部MDM Proのハードウェアにアップロードし、そこからトリガ条件の設定や信号のトレースを容易に行うことができます。
合成前にFPGA内部のプローブを無制限にマーク可能
再コンパイルすることなく、FPGAごとに最大16Kのプローブを8つのグループに分けてトレース可能
複数FPGAのトリガ信号やトレース信号を1つのコンソールからセットアップ
合成前にFPGA内部プローブを保護
プローブはパーティショニング結果に基づき複数FPGAに自動分配
ユーザはトリガイベントや組合せイベントを簡単に設定できます。
トリガイベントのサポート: ==、!=、>=、<=、>、<、カウント
組合せイベントのサポート:!、&、|、^、->、カウント
8つまでのトリガブロックをサポート、各ブロックでは比較、順序設定、発生、組合せ演算の実行が可能
アドバンスト・トリガ
8つまでのトリガ・コンパレータをサポート
ステートマシン – 最大16ステートまでサポート
1、2、3状態の条件分岐をサポート
4つのビルトイン16ビットカウンタによるイベント計数、タイマー実装などが可能
4つのビルトインのフラグによりトリガのステートマシン実行ステータスを観測可能
64GBの波形データを外部DDR4メモリに格納し、FPGAのユーザリソースの消費を最小限に
取得した波形データをギガビット・イーサネットによりホストコンピュータに転送可能
波形データの取得と格納が継続して実行可能
1つのLogic Analyzerから複数のFPGAをまたいだ同時デバッグが可能
内部DFF/BRAMの値を容易に取得可能
複数FPGAからのトリガやトレースデータを高速トランシーバ Mini-SAS を介してMDM Proハードウェアに転送可能
サンプリングしたデータはVCD/FSDB/FSTフォーマットで書き出し、さらに解析が可能
8つのMini-SAS接続を介した高帯域幅のキャプチャと集約
Prodigy MDM Proには、コンパイラモードとIPモードの2つのモードがあります。IPモードではユーザはDUT内にデバッグIPを直接インスタンス化することができ、Player Proのコンパイル時のフローを実行する必要がありません。コンパイラ・モードでは、Prodigy Player Proのコックピット内で動作し、デバッグのセットアップだけでなく、トリガ条件を指定してデバッグすることができます。
VU19P LS, VU440 LS, LX1
Windows 7/10 64-bit
Red Hat Enterprise Linux 6.6/7.6 64-bit
Ubuntu Linux 14.04/16.04 64-bit
CentOS 7.4 64-bit
Verilog / VHDL
System Verilog
EDIF
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